必要は発明の母?

【授業研究】サブスク型の授業改善支援を続けているので、最近はオンラインで積極的な質問に対応する回数が増えてきました。私に質問するごとに課金されるわけではないので、積極的な方は何回も何時間も質問してくれます。

 出てくる話題の大半は「困りごと」です。「授業の進め方」「教材準備の仕方」「点数をあげる方法」「生徒の集中力をあげる方法」などの具体的・実践的なテーマもあります。「生徒の前での教師の在り方」「教師の仕事をしながら人間として成長するのには」などの深いテーマもあります。「質問力を高めるトレーニング方法を教えて欲しい」というリクエストもあります。

 これらの問題に対して私は、具体的な手法を教えたり、根本的な考え方について説明したり、トレーニングの手ほどきをしたりしていきます。新しくリクエストしてもらうテーマについては少し待ってもらって資料を作ります。これもなかなか楽しい仕事です。

 まさに「必要は発明の母」。人の役に立ちながら、自分の考えを深め、学習の契機をもらっています。最近は、これらの質問に対する回答や、質問を基に考えたことだけでも本になると感じています。有り難いことです。