「ゼミ」と指導者の関係構築Ⅱ

【授業研究】見過ごしてきた重要なプロセスは最初の個別相談です。
ここで、ゼミ生各自が何をやりたいのか、どうやりたいのか‥等を
明確にすることが大事だろうということです。

すでに2人の個別相談を受けました。
それぞれのメンバーがやりたいことは異なっていました。

Aさんは自分が担当するクラスで、
「子どもたちが協働的に学べるような授業をつくる」
ことが目的です。
状況を聞くと発達段階に応じた問題もありそうです。
それを踏まえつつ、6月の研究授業をとりあえずの目標にして、
「協働的な学びの実現」に向けて進めていきます。
全体的な計画は出来たので、
ここから先はゼミに出してメンバーたちとの対話によって、
具体化できそうです。
「『現場の経験』を重視した学び」「協働的な学び」の実現です。

Bさんがやりたいことは「カウンセリングを学びたい」でした。
これは基本的にはティーチングになりそうです。
初回はカウンセリングの歴史について講義をしました。
これだけではゼミの存在価値がありません。
そこで次回からは月に2回、希望するゼミ生を集めて
「ロールプレイと振り返り」をすることにしました。
これにより、ゼミ生の対話を作り出すことができそうです。
最初はその場でロールプレイをしようと思いますが、
慣れてきたら、ロールプレイは
カウンセラー役とクライアント役の2人でやってもらい、
録画してKOKOにアップロードしようと思います。
そうすると、ゼミ以前に各自でロールプレイを見て、
KOKOに「気づき」「質問」「質問に対する回答」を書き込むことができます。
リアルタイムで集まったときには、
それらのコメントを基に対話をしたいと思います。
これは私にとってはカウンセリングトレーニングにKOKOを使う時の
「方法の確立」になります。
いずれ、児童生徒や保護者の了解を得られたら、
生の面談を録画して分析することもできそうです。
また、KOKOでの振り返り記録を教材化することもできそうです。
参加者の「個別最適な学び」を実現し、
Bさんに対して「教師の主体性の尊重」も実現します。

「教師スキル研究会(小林ゼミ)」このようにしながら、
ゼミ生のリクエストに応じて、研究方法自体を構築していきますす。
すでに別メンバーとの話から3番目の方法も編み出せそうです。

もう1つ大事なことは「1つ1つの研究」は
徐々に私の手を離れることです。
これがゼミ生の「主体性の尊重」になります。
こんなことをこのゼミでは進めていきます。
入会・退会はいつでも自由。
小林への個別相談もいつでも自由、回数無制限。
「体験入会」も検討中です。
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※このゼミ、少々会費が高いですよね。
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