高校生向けワークショップ

【授業研究】探究活動でしばしば聞くのは先生たちの負担が大きいことと、生徒たちの「対話的な学び」や「主体的な学び」が起きにくいこと。それらの根本は先生たちがコンテンツ(内容)に関わるからです。とはいえ、完全に手放すのは危険。

 そこで私がずいぶん前から利用しているのが、アクションラーニング(質問会議)とクリティカルフレンド。後者を高校生に教えました。生徒は約60人、時間は50分。事前に数分間の講義動画を配信しました。したがって、説明はほとんどせずに、デモンストレーションを2セット。フィッシュボール方式(金魚鉢方式)またはMLTに似た方法で勧めます。生徒たちの反応はとても真剣。集中力が高いのに驚きました。

 もっと驚いたのはセッション後の「振り返り」で出てきた感想と気づき。その深さに驚き。最後の質疑応答での質問にもびっくり。この生徒たちは継続的なトレーニングをしていけば、かなりの力を付けることができそうです。楽しみです。