【授業研究】その研修会はオンラインで1時間でした。いつものように事前視聴用の講義動画を配信し、スプレッドシートに感想や質問を書いてもらいました。この時に気づくべきでした。
それはいつになく、動画を見て行動を変えたら生徒の反応が変わったというコメントが多かったことです。積極的な学びをする人が多いということです。私はそれを喜んでいたのですが、それなら「当日の質問もいつになく多くなる」と予想するべきでした。
当日は簡単な挨拶のあとですぐにグループに分かれてjambordに質問を書いてもらいました。これは第1部。その質問に回答して第2部で再びグループに分かれて質問を書いてもらい、再び回答の予定‥でした。実際には第1部の回答だけで1時間が終わってしまいました。実にザンネン。終了後に担当の指導主事さんと「来年があるなら、もっと長くしたいですね」「検討します」のやりとりをしました。
対面でやるときはこういう場合のために「質問タイム」を研修会終了後に持ちます。それも一列に並ぶのではなく、丸くなってみんなで一緒にやりとりします。オンラインでも「放課後タイム」を設定して研修会終了後に希望者が残って更に質疑応答を続けます。今回は私の講座の後に全員が別のプログラムに参加すことになっていたので、これらを考えることはしませんでした。それなら‥別日に「放課後タイム」を持てばよかった‥などと考えています。
質疑応答だけで1時間~2時間というのは私にとっては当たり前になってきました。それでも足りない場合の対処法を事前に用意するべきです。真剣に考え始めました。