講義のテーマに悩みます

【授業研究】先日の打合せではおおむね方向性が決まったと安心していたのですが、具体的な作業に入ると止まってしまいました。校種・教科・年齢もバラバラの「センセイたち」だから、共通しているのは「教師として仕事をし、色々な問題に直面しながら成長していく」ということなのだと思います。

 打合せの中で「小林さんは、どう学んで乗り越えてきたのですか?」と問われていたことを思い出します。それを書こうと思いメモ的に色々書きだしていくと、これは「自分自身の棚卸し」をしていることに気が付きました。それはそれでよい機会を与えてもらったと感じます。問題はこれが、様々な世代の人たちの「学びになるか?」です。単なる「年寄りの自分勝手な自慢話やお説教にならないか」が気になってきました。

 それを防ぐには私の「個別の体験」をいかに「できるだけ一般的な理論につなげて説明するか」なのだろうと思い始めました。とは言え、これがなかなか難しい。自問自答の繰り返しになります。私は「あの時、なぜそうしたのか?」を明確にして、「それを私より若い人たちの役に立つように伝えるにはどうすればよいか?」を問い続けています。

 簡単だと思った課題は、私自身を「振り返る」という深い課題になってきました。まあ、もうすぐ70歳なので良いタイミングなのかもしれません。当初予定日は過ぎましたが、元々余裕を持たせてあるので、もう少しゆっくり考える時間はあります。頑張ります。