煽られます

【授業研究】新年度のスタートで体調を崩したので、現場の皆さんとの今年度の計画打合せが1週間ほど前から活発になっています。先日(5/22)は「GCS第2期は意欲的な人が多いなあ」と驚いたと書きましたが、継続支援している学校の先生たちも今年度は何というかとても意欲的です。「あれをやりたい」「これもやりたい」という発言が続きます。いささか私は煽られています。

 「キャリア教育を充実させたい」「生徒の論理的思考力を鍛えたい」「中高一貫の強みを活かした体制を創りたい」「担任の力量を高めたい」‥等々の話題が次々と出てきます。これまでは、どちらかというと私が「火付け役」だった気がするのですが、今年は違います。年寄りが煽るよりも、ずっと良いことです。

 私の役割はその意欲とチャレンジ精神を具体化する手助けをすることです。そのためには私のリソースが問われます。「授業者スキル」の理論整備をもっと進めなくてはなりませんし、キャリア教育、論理学やロジカルシンキングの手法、構成的グループ・エンカウンター、「質問会議(アクション・ラーニング)」などの土台はあるものの、もっと勉強しなくてはいけないような気配です。

 のんびりしていられなくなってきました。うれしいことです。