イベント型研修会の問題点と解決策

【授業研究】長年、私のモヤモヤだった「イベント型研修会」の問題点と解決策をようやく論理的に整理出来てきました。帯状疱疹でなにもできずに唸っているばかりだったので、この問題を考え続けることができたという気もします。その着想を3日前に提出した月刊誌の原稿に書きました。

 更に今日(5/23月)のオンライン会議で説明し提案するために、動画を作成しました。この会議は某教育委員会に向けての私の授業改善支援を「サブスクにしましょう」という提案をする場です。私の体調不良もあり事前の準備があまりできていないので、その場で説明します。約10分間の動画です。最近の私はオンライン会議内での提案も短い動画にして提示します。時間のある時には事前に配信します。上記のスライドはそのために土日に作成したものです。

 この説明は自分でも気に入っているので、ブラッシュアップした上でYouTubeに「一般公開」しようと思います。お楽しみにお待ちください。

 それにしてもこの問題に「違和感」を持ち始めたのは2016年ごろ。前年に文科省が新学習指導要領諮問の中に突然、「アクティブ・ラーニング」の言葉を用い、ブームが始まり、私もその渦に飲み込まれ始めた時のことでした。それから約6年間。ようやくモヤモヤの核心が明確になり、その解決策も提案できるようになりました。

 その解決策の重要な要素は、オンライン、Zoom、YouTube、事前視聴用動画、スプレッドシート、動画作成スキル、サブスクリプションの拡大‥でした。私が違和感を持ち始めた2016年ごろには社会でもあまり知られていなかったものばかりです。私も知りませんでした。あの時点では解決策は「世の中にはなかった」と思うと不思議な気がします。考え続けているうちに、世の中に「解決策」になる仕組みやツールが出現してきたということになります。不思議で面白いことです。シンクロニシティーということなのかもしれません。

 ある方が、私が帯状疱疹でうなっている時のメールに、
以下のように書いてくれました。
「小林さんの今回の不調は、
 これまで突き進んでこられた小林さんが、
 次のステージに進むための一休止だと勝手に解釈しています」
‥そうだったのかもしれません。書き記しておくことにします。