【授業研究】公立高校の先生から、6月初めに「校内研修会の依頼メール」をいただきました。内容は、教育委員会の方針で取組んでいる授業改善の新しいチャレンジが行き詰っているので支援して欲しいというリクエストでした。なかなか難しそうな課題です。これを1回の対面研修で解決するのは無理です。
そこで、サブスク型を提案。教育委員会からは対面研修のための1回分の講師料は捻出できたので、それを月割りで計算して9月~3月までのサブスク型と解釈して進めることにしました。事前のオンライン相談も、個別の先生たちからの相談も、全てサブスク型支援と理解して「講師謝金内のサービス」としました。
この2ヶ月間、管理職やコアチームの皆さんとオンラインで話を聴きつつ、いくつかのアイデアを練りました。一昨日(8/18)は2学期からの実施に向けて最終的な打ち合わせをしました。私の持っているリソースを使いつつ、問題解決になる計画が整ってきました。当初、担当の方から出てきたアイデアは「当該学年・当該教科だけの授業改善」でしたが、結論は学校全体を巻き込むことになりそうな計画になってきました。私自身も当初は思いつかなかった楽しいアイデアです。
これから1週間ほどかけて学校全体に向けての計画を作成します。進行予定は担当の方が書きますが、授業改善に新しく取り組むグループワークの方法やワークシート等は私が作成します。ワークシート等の使い方などの説明や、全校を巻き込む「基本スキル・基本パターン理論」の説明はオンラインの動画を利用します。「非同期学習」が中心ですから、全員を集めての研修会は設けません。質疑応答はオンラインで何回でも行う予定です。
別件で昨日(8/19)新しく問い合わせがあった学校にも「サブスク型」を提案しました。私の学校支援方法の「型」が確立し始めました。「基本スキル・基本パターン理論」もほぼ確立したので、支援方法の型が決まってきました。研究は着々進んでいます。