動画づくりの新しいステップ

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【授業研究】私にはとても魅力的な学校に役立つある商品開発をしています。来年度に向けて、「使用方法紹介動画」を作成することになりました。もちろん私が提案し、私が作成します。これを言い出したのは昨年(2021年)5月頃でしたが、私の動画作成スキルは現在の方が格段に向上しています。

 自信満々に会議に臨み、方向性を定めて終了。いよいよ1人で作業に入ると、「あれ?これはどうすることになっていたかな?」「この説明は不要かな?」と迷うことが次々に出て来てしまいます。結局、「誰に向けて」「何を理解させるのか」‥などの基本的なことがチームの理解と私の理解で合致しているかどうかがわからなくなってきてしまいました。

 仕方なく、色々なことを盛り込んだ動画の原案を作成し、「目的と対象に合わせて必要な部分を絞り込んで仕上げますね」とメール。別件で設定していたオンライン会議にも出てきてもらって更に話し合い。そのあと来たメールには細々した意見がどっさり。

 いつもなら1人で作成していましたから、「初めてチームで作成しているのだ」と実感。でもこうすることで質の高い動画ができることもわかりました。完成した動画を提示する前に、パワポの段階で調整会議を持てば、イメージも具体的になるし、修正も楽だと感じます。

  ここまで述べてきた作業の傍ら、別の学校のオンライン研修会で録画に失敗したために、改めてその時の質問リストを作成して回答動画を作成して返すことにしました。さほどの困難もなく質疑応答動画は完成。担当の先生に「これでどう?」と打診すると、間違いの指摘、リクエストや相談がいくつも出てきました。それにより内容は質的に向上しそうです。

 1人でやるより他者と協働した方が良いものができる。そんなことは百も承知のつもりでしたが、ついつい1人でやり続けていました。立て続けにその方法を実現する仕組みづくりのヒントも得ました。動画作成の新しいステップに進み始めたと感じます。