契約更改

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【授業研究】公立高校、私立大学、いずれも私にとっては「束縛」されている感じが付きまとっていました。それなので大学を退職する際に、あえて大学関連の仕事を全てやめてしまいました。リフレッシュしたかったからです。フツーなら非常勤講師や大学の教師向けイベント等のつながりを持ちたいところですが、一切を断りました。

 そのタイミングでコロナ禍でしたから「独立したのは良いけど仕事がない」状態になりました。しかし、それからやがて2年。いつの間にかいくつのも会社から色々な仕事を依頼されて、そこそこに忙しくなってきました。オリジナルの組織的授業改善の理論と手法もだいぶ整いました。ようやく「コンサルタント」をしているのだという自覚も芽生えてきました。

 「フリーのコンサルタント」は若い人たちには人気の職種のようですから、私は「はやりの仕事」についていると言えるのかもしれません。しかし、フリーの問題点は「仕事が継続するか」です。そろそろ年度末なのでお世話になっている組織や会社からは契約更改のお話が続きます。ありがたいことに大半の仕事が更改です。むしろ仕事内容は増加している気がします。この夏に70歳になる私としてはうれしいことです。

 少しずつ「コンサルタント」というか、専門職としての自覚も出てきました。アイデンティティーの確立ということにもなるのだろうと思います。私がやりたいことは「学校の先生たちの支援をする」ことであり、それらを通して「教職を再び魅力ある仕事にする」ことです。