刺激的なオンライン対話

f:id:a2011:20220109050206p:plain

【授業研究】世界を股にかけて飛び回り、多様な職業体験、多彩な趣味を持つHさんと知り合いました。その一方で私は日本から出たことはなく、教員以外の職業体験もさほどないのです。でも、共通しているのは「教育」や「学校教育」の在り方について問題意識が高いことです。そのHさんと初めてオンラインで語り合いました。約2時間、刺激的でした。

 そもそも知り合うきっかけはあるオンライン・イベント。私も登壇者の一人でした。ウェビナー形式だったので、チャットは書き込めるのですが、質問対応はしないことになっていました。それでも書き込んできたのがHさん。イベントのテーマは「生徒の非認知能力をどうやって高めるか」でしたが、Hさんの質問は「教員のそれをどうやって高めようしていますか?」というもの。これは私も最近気になってきていたところでした。そこで主催者に「この人と連絡取れるようにしてください」と依頼。主催者が間を取り持ってくれて、メール交換をして、ようやく話ができました。オンライン・イベントから3週間がたっていました。

 話の半分は互いの体験に基づく問題意識の交換。異なる体験をしているにも関わらず、問題意識が似ていることはうれしいことでした。Hさんも驚いて「どうして小林さんはそんな考え方や経験ができるようになったのですか?」と尋ねてきます。それは私にもよくわかっていないことなのですが、思いつくところを話しました。ユニーク過ぎる私自身を改めて感じていました。

 後半はこの出会いをどうつなげていくか。Hさんのリクエストは「影響力のある人で、問題意識の高い人を探しましょう」。それって「社会的な地位が高くて、授業改善や教師の在り方に問題を感じている人」? かなり矛盾したリクエストである気がします。まあ、でも面白そうです。

 ふと思い出して初詣の「おみくじ」の画像を見ると、「願事:思わず早く叶う」「待人:来ます」。ふむ‥そういうことか?楽しい年の初めです。