クラス開きのテクニックを公開?

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【授業研究】「みんなのオンライン職員室(*1)」のサポートをいただいて継続している「小林昭文授業改善ゼミ」の第3期も第5回が終わり、残すところ来月(2/18金)の
最終回のみとなりました。終了後のスタッフとの打ち合わせでは「第4期もやってほしい」と有り難いお誘いをいただきました。もちろんやります。

  授業改善、特に教科授業改善をテーマにすることは変わりがありません。研究も研究方法も、それに関わるツールの開発も進みました。数値分析をできるところまで来ました。この方法を伝えて「論文作成」をテーマにしようかなどの話も出てきて盛り上がります。そのうちに「宣伝も兼ねた体験会を3月あたりにやりたいのですけど、どうしましょうか?」という相談も。時期は3月。春休みくらいかなあ~という話です。

 そこで思いついたのが「クラス開きのテクニック」。定番の「担任の所信表明演説と全員の自己紹介」が未だに主流のようですが、私は30年以上前に編み出した「クラス開きの定番ワーク」を使い続けていました。同僚や教育相談の仲間にも教えたりしていましたし、それらをまとめた本も出しました。このワークをやることは「生徒の主体性を重視した教科授業」の基本スキルを理解することにもなります。

 それを提案すると皆さんは興味津々。「それ、やりましょう!」で打合せは終了。詳細はこれから決めなくてはなりませんが、私にとってはうれしい限りです。「準備は簡単」「コミュニケーションが苦手な生徒にも安全」「新しい授業に必要なファシリテーションの第1歩を体験できる」「それらを基に、もっと高度なグループワークにもつながる」などのたくさんのメリットがあります。

 自分が昔開発してきたことがまだまだお役に立つということもとてもうれしいことです。新しく開発していることも役に立っているようですし、多くの先生たちの「現場での実践に役立つ」ことは本当にうれしいことです。計画を立てるのが楽しみです。