授業・研修も「イントロゼロ秒」「タイパ重視」へ?

【授業研究】すでに若い人たちの中では「当たり前」になっていることが、ようやく出版や新聞で取り上げられてきたようです。私もオーディオブックは2倍速で聞きます。

 このことは学校の「授業」の在り方や、先生たち向けの「研修会」の在り方を始めとして、学校の色々なことを変えていくべきだということを示唆しています。

 私はすでにサブスク型の授業改善支援を始めていますし、長々と対面で講義をすることもやめてしまいました。昨日作成した講義動画は初回は20分間、自分で聞いても「長いな」と感じるのでやり直し。2回目は13分間。これを提出しました。13分間で全てを理解できるわけではないのですが、人によっては丁寧に読み直してくれます。スプレッドシート上のやり取りで理解を深める人もいます。オンライン研修会の中でのグループワークや質疑応答で問題意識が向上する人もいます。仲間との対話で深まる人もいます。

 要するに、生徒や受講する人たちの「学び方」を講師が全部コントロールするのではなく、「学ぶ人たち」が好きなように学べる仕組みにしていけばよいのだと思います。「学ばない生徒・受講者」は出てきます。それはこれまでの授業・研修会でも同じと感じていますが、そこをもう少し引き上げる仕組みが「対話的な学び」の組み込み方だと思っています。私の研究意欲が高まります。