「質問会議」学校導入できそう‥

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【授業研究】新しい一歩を踏み出せそうです。学校現場で「質問会議(アクションラーニング・セッション)」を実践できたからです。それもALコーチは私ではありません。

 九州のある学校で実施しました。その学校から参加してくれたのは8名。その中に今回コーチを務めてくれたAさんがいます。それに私と関東の学校に勤務するBさんはオンラインで参加。実は九州の学校の皆さんも職場の異なる部屋や自宅からの参加なので、全員がオンラインということです。

 10名は「質問会議」としては多すぎるので一部のメンバーは観察役(かっこよく言えばラボラトリー方式)で参加してもらいました。Aさんは2回目のALコーチ。私はメンバーとして参加しつつも、必要に応じてコーチにアドバイスします。問題提示をしてくれた先生の問題はすっきり解決。参加してくれた皆さんも大喜び。導入説明、セッション、振り返りと質疑応答を含めて2時間で終了。時間管理もばっちりでした。

 これが実現できた背景は以下です。「日本アクションラーニング協会」が昨年末に教員向けの「二夜連続ミニ対談シリーズ」を2回実施してくれました。いずれも教員でALコーチの皆さんと協会代表の清宮さんとの対談でした。初回は私が登壇しました。それが契機になり、AさんとBさんはALコーチ養成の基礎講座を受講しました。更に協会主催の「教師のための質問会議体験会」が2/6(日)に開催され、すぐにこの会をやってみようという話になりました。

 Aさんによれば事後に皆さんが大喜びしていたとのこと。来月は私がこの学校に行くので、その時には「対面でやりましょう!」と盛り上がっています。これまで「質問会議」を学校に導入しようと試みては失敗し続けていましたが、ようやく成功する方法を見いだせたような気がします。楽しみです。出席された先生たちと色々なバックアップをしていただいたAL協会の皆さんにお礼申し上げます。