オンライン講座に登壇しました

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【授業研究】新しいイベントに呼んでいただき90分間の講座を担当しました。放課後タイムを入れると120分、その前の打合せを入れると150分間でした。その前に行われていたイベントの基調講演やパネルディスカッションも視聴していましたから、数時間このイベントに参加していたことになります。

 最近の私はオンラインが増えたものの、連続講座や継続支援している学校の人たちが相手なので比較的気楽です。そに比べると昨日はおおむね新しいメンバーだったので少々緊張しました。

 最近の私は事前視聴用動画とスプレッドシートが当たり前ですが、これはお付き合いが長くなった人たちにとっての「当たり前」です。そんなことは「初めて」の人も多かったようで、見ていない人も多く、事前のスプレッドシートへの書き込みも少ない状態でした。

 この状態は現在では慣れてきた人たちでも初めのころはこんな感じでしたから、それほど慌てることではないので、おおむねうまく対応できました。私にとっては「当たり前」の方法も、まだまだ「初めて」の人たちには新鮮な体験であり、戸惑うことが多いようです。他の講師の方は30~60分間の講義をしていましたから、この形が未だに基本形なのだろうと思います。

 登壇するリーダー的立場の人たちが事前視聴用動画・スプレッドシート、当日はグループワークと質疑応答を当たり前にしてくれれば、先生たちの授業も変わるのではないかと思います。

 そんな話をある人としていたらこんな意見も出てきました。「いやいや、研修会に参加する=講義を聞くこと、ととらえている人は多いよ。講義を聞くことが目的なんだから、そういう人たちの感覚は当分変わらないよ」。更に。

 「そうそう。それに学校の先生たちは〈講義をすること〉=〈授業をすること〉と考えているからね。講義をしてみんなを黙って聞かせるために教師になった人も多いから、なかなかなくならないと思うよ」という意見も。

 それぞれ一理あります。さてさて、世の中はどうなっていくことやら‥。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
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