「学びの態度の評価」は共通言語になる?

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【授業研究】オンライン連続講座のテーマから派生して、「主体的な学びの態度の評価」について読書会が行われ、それを受ける形で「特別オープンゼミ」を行いました。いつものように講義動画を基に、当日は質疑応答中心です。

 たくさんの質問に答えながら気が付いたのは「主体的な学びの態度の評価」は教科・校種を超えて「共通言語」になる可能性が高いということです。私はこれまで学校改革は「授業改善」=「教科授業の改善」なしには実現できないと考え続けていました。それは学年・分掌・教科・校種等で分けられている先生たちですが、「教科授業」をやっているという点で共通しているからです。その教科授業の本質を把握するためには、全校種・全教科の授業を研究する必要があると考えてきました。このことはおおむね実現できました。

 その結果なのかもしれませんが、昨夜のゼミでは小中高校・大学、オルタナティブスクールの先生たちがご参加でした。もちろん教科も多様です。その先生たちが「主体的な学びの態度の評価」について語り合うことかできました。これは私にとってはとても楽しい出来事でしたし、「授業改善」の理解が一歩進んだ気がしました。このテーマでまた講座を開きたいと思います。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内エは以下です。
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