教育相談研究会の研修会講師(1)

【授業研究】昨日(2021/2/16)はこれまでに何回かお世話になっている山形県教育相談研究会での講師でした。過去の研修会は全て対面でした。新幹線で雪の車窓を楽しみながら移動し、泊りがけで2日間続きの研修会講師を務めました。夜は地酒と料理と歓談を楽しみました。今回は移動も泊りもないオンライン研修会でした。午前10時半から午後3時まで、実質3.5時間のかなり長時間の研修会となりました。

 事前視聴用動画、スプレッドシートでのやり取りを踏まえて、当日はグループワーク(ブレイクアウトルーム)と質疑応答、更に質問力トレーニングのためのデモセッションとグループ別のセッションをブレイクアウトルームで行いました。かなり手の込んだオンライン研修会の仕組みでした。

 終了後の感想や気づきもスプレッドシートに記入してもらいました。終了直後に書き込んでいただいたコメントをいくつか紹介します。

「新しいスタイルの研修は刺激的でとても面白かったです。あっという間に過ぎて本当に『これっぽっちも眠くなりませんでした』。そして幾つもの衝撃を受けました」
「事前に講義を視聴し、当日は質問と体験学習を軸に進める方法で、問題意識を持って参加することができました」
「まずは、この研修会の構造に衝撃を受けました。事前に動画での講義を受ける、この動画に書いてあることは説明せず短くて要をついている、質問をスプレッドシートに記入しみんなが共有する、当日は質問だけで展開する・・。全く新しいカタチの講座でした。まさに「変身資産」。生涯発達論では今までは、経験をもとにした流動性知能など生涯を通して学び成長することが支持されてきましたが、年齢を重ねてもなお変化し続けること、それが学びだと気が付きました」
「オンラインでのグループ討議初体験でしたが、十分会話ができました」

 「経験したことのない人がたくさんいる」「研究会としてもこんなことをしたことがない」等々の不安が打ち合わせの時から幹部の皆さんから続出しました。私は「だからやって方が良いですよ」「やってみれば楽しめますから」とかなり強引に進めました。幹部の皆さんはそれに対応するために練習もしてくれました。上の感想を見ると、さほどの問題もなく多くの皆さんが楽しんでいただいたようです。大役を何とか果たせたようです。中身で気づいたこともたくさんありました。それらについてはこのあと少しずつ書いていきます。

 ご参加の皆様とスタッフとしてバックアップしていただいた皆さんにお礼を申し上げます。[この項続く]

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