【授業研究】10月から始まったオンライン連続講座3つが今年の分は終わりました。特にそのうちの2つのテーマは「授業改善・組織開発」「生徒指導・教育相談」としています。そもそも依頼された講座は1つだったのですが、私の方がらお願いをして2つ担当させてもらうことにしました。
その理由は出版社から出してもらえる2つの単行本シリーズを書くためです。「授業改善・組織開発」は現在月刊誌に連載しているテーマなので、これを書き溜めて膨らませることで何冊かにはなります。もう1つのテーマは書下ろしになります。これが辛いので、オンライン講座で話し、参加者の皆さんとやりとりしながら題材を集めようとしていました。
12月の最後のオンライン講座はその「生徒指導・教育相談」の第3回でした。「荒れる学校」に勤務しながら荒っぽい生徒指導をして成果を上げ、並行してカウンセリングの勉強をして教育相談係に転身したプロセスを題材に何を学んだかを話し、質問に答えていました。
この中で、「こんなことを本に書いてほしい」「リクエストしたことが本に書いてもらえるのは良いですね」などの声もいただきました。これはとても心強いことです。いっそのこと、原稿を共有フォルダーに上げて意見を聞きながら書き直していこうかという気持ちにもなってきました。
いずれにしても書き始めなくては。木曜夜に最後のオンライン講座を終え、金曜日・土曜日と書き始めました。「2つのシリーズに共通する〈まえがき〉」「授業改善・組織開発の〈まえがき〉」「生徒指導・教育相談の〈まえがき〉」「授業改善・組織開発の〈章だて〉」「生徒指導・教育相談の〈章だて〉」までを書きました。もちろん全ては「アイデア」「下書き」の段階ですが、ここまでは比較的スムーズに書くことができました。
具体的にどう書くかで行き詰まりました。大学出版部から出した「アクティラーニング入門シリーズ」3冊は何より「読みやすさ」を重視しました。その分、伝えたいことが曖昧になってしまったと感じています。それが時には誤解にもつながりました。
「読みやすさ」は維持しつつも、理論的なことはこれまでの著作より明示したいし、「ヒント」という曖昧なメッセ―ジではなく、明確な「アドバイス」も織り込みたいと考えています。それにはどんな形式が良いのか‥迷います。
月火水は今年最後のオンライン研修会講座です。現場に行く予定だった3日間をそのままオンラインで行います。ある意味では現場に行くよりも疲れる形式です。原稿よりはそちらの集中する必要があります。日曜日の今日1日は原稿について考え、3日間は仕事に集中し、その後の年末年始は原稿三昧にしたいものです。
※秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/
◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
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