考えるヒント

【授業研究】対面で研修会講師を務めたり、オンラインで個別相談を受けたり、オンラインの連続講座で講義をしたり質疑応答をしたりしながら、月刊誌の連載原稿も書いています。やっていることは多様に見えますが、テーマは1つだけです。

 そのテーマは「授業改善と生徒指導」です。私のアタマの中ではこの場合の「授業改善」には個人の授業改善に伴う技術論と学校全体で取組むための組織論が含まれます。「生徒指導」には主に生徒と1対1で指導するときに必要な教育相談(カウンセリング)と担任や部活動顧問として大人数を指導する時のグループダイナミクス理論やリーダーシップ理論を含みます。

 従って、私は色々なことをやっているように見えますが、アタマの中では同じテーマについてのみ考え続けていることになります。これはとてもうれしいことです。多様な形態で動く方が考えが深まる気がします。

 実際、明日が締切の月刊誌の原稿(※)は昨日から手を付けて1日これに集中していたのでほぼ書きたいことは整理できました。あとは推敲と字数合わせだけです。3月号までの監修連載から衣替えして4月号からは毎回の執筆連載に変ったことも良いタイミングでした。現在書いているのは第8回原稿です。ようやく技術論的な背景を書く段階まで来ました。第10回あたりからは、現在、複数の現場で実施している事例を少しずつ紹介していくこともできそうです。

 書くことと、実践の現場であれこれやることとが、実にうまくミックスされている気がします。ありがたいことです。

(※)「月刊高校教育(学事出版)」に連載中の「授業改善のリーダーシップ」のことです。

※秋から始まるオンライン連続講座の案内は以下です。
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