ベンショーホー?の本を書く?

【授業研究】私の思考基盤は唯物論弁証法です。哲学の専門家でもない、一介の高校教諭だった私ですが、この弁証法で鍛えた「考え方」はとても役に立ちました。逆に言えば、そういう考え方のトレーニングをしていない仲間たちが苦労しているのを見続けてきました。そのたびに「こう考えると簡単なのに‥」と思ってきました。

 しかし、それを説明するのはそう簡単ではありませんでした。時間もかかるし、かなりユニークな考え方なので抵抗もあるだろうと感じていたからです。最近、授業改善に関する原稿を書いたり、オンライン講座で話したりしていると、この「考え方の基礎」について感じることが増えてきました。

 「それについて話を聞きたい」という声がいくつか上がってきたので、どうなるかわからいままオンラインの雑談会を開きました。私のこの話に興味を持ってくれている出版社のSさんもお誘いしました。

 その結果は実に取り留めのないザツダンになりました。これはもっと準備をしないと伝えることができないなあ~と感じました。でも得るところもありました。「これならデキル!ベンショーホー」みたいな題名にしたら?という意見に「それもありかな」と感じました。難しそうな話を親近感を持ってもらえるようにする‥これも大事なことです。などと感じながら、ザツダン終了。

 翌朝、Sさんからのメール。本の題名や章割りの案がびっしり書かれています。ビックリです。さすがプロ!これを見ただけで書けそうな気がしてきました。ワクワクです。‥‥でも、今日が締切の雑誌の原稿を抱えています。まずはそれを書かなくては‥。単行本の原稿もあるし‥汗汗。

 Sさん、ありがとうございます。あとで返事をしますね。ザツダンに参加してくれた皆さんにも感謝感謝。年末年始から3月くらいまでの研修会講師の仕事が減る時期に、執筆頑張ります。

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は
 こちらhttps://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/