授業改善の成果着々

【授業研究】12/1(火)には大同高校での研修会でした。続けている授業改善をさらに一歩進めることができました。「基本スキル」の見直しと全員そろっての実践で授業の雰囲気はだいぶ良くなりました。コアチーム以外の先生たちにはそのまま継続してもらいながら、コアチームの皆さんには個別の指導をしていました。

 数人の先生たちの授業を見学して、課題をアドバイスをして1~2週間それらを意識した授業を実践してもらいました。その結果をA4,1枚のレポートにしてもらいました。当日はこれを発表してもらい、総括的な講義をしました。

 コアチームの皆さんには少々負担を強いることになりました。しかし、良く頑張ってもらえました。私が指摘したポイントに対してチャレンジをしてくれていました。成果も上がっていました。最も大きな成果は、「書く」ことによって自分の実践を論理的に見直し、成果とともに今後の課題についても整理できていることです。

 更に。代表の3名の方には研修会で発表してもらいました。形式は特に指示することなく5分の持ち時間だけを指定してありました。ところが3人ともパワポを用いてぴったり5分間の発表。これにはコアチームのリーダーも驚いたようでした。

 私は授業改善運動の目的の1つは先生たちの力をつけることだと思っています。自分の実践を振り返る、メタ認知する、新しい気づきを得る‥そのプロセスを文章化する、できればレポート・論文にまで仕上げる。このことによって、その後の実践がこれまで以上に意識的に行われるはずです。チャンスがあれば論文を出したり、本を書いたりできる実力をつけて欲しいと思っています。

 そんな夢に一歩近づく研修会になりました。皆さん、お疲れさまでした。

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