現場に出かけたい‥

【授業研究】最近、新しい学校に伺うことが続きました。授業を見て、コメントをして、先生たちの感想を聞いたり読んだりしています。そこからわかってくるのは、現場は「授業改善どころではない」ということです。1つは多忙感。それにより色々なことが目の前の事への対応に費やされているようです。

 それでも私があれこれアドバイスすると先生たちは実に率直に耳を傾けてくれます。自分たちの在り方について強みも弱みや課題もかなり把握してくれます。一緒に何とかしてあげたいと感じます。

 しかし、現実には「寝てばかりいる生徒」「全然やる気にならない生徒」「成績がとても悪い生徒」「グレーゾーンの生徒」などの話が続々と出てきます。保護者対応の悩みも少なくないようです。

 私が現役で勤務していた時にはこの種の問題にはすぐに手を出すことができました。担任や教科担当に話を聞いてアドバイスしたり、よくわからないときは生徒の様子を見に行ったりしていました。難しそうな生徒や保護者には担任と一緒に、或いは教育相談担当として面談したりしていました。

 新しい現場の話を聞いているとそのころと同じように活動したくてうずうずします。現場に行けばすぐに解決できることもありそうです。専門家にリファーすべきかどうかも判断できそうです。現場に行けば先生たちが気が付かない問題や解決策も見えてきそうです。そんなもどかしさを感じます。

 これらのことはZoomではできないんだろうなあ‥と感じます。でも、どうにかできないかと、考え続けています。

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