【授業研究】私は変化に富んだキャリア形成をしてきました。物理、空手、カウンセリングを学び、高校で物理の授業改善に打ち込み、定年退職後に大学教授を経験しました。そんな私が空手の話もカウンセリングの話も授業改善の話もできる友人Tさんがいます。
空手では私がセンパイで、高校教諭としては彼がセンパイで、大学教授になったのは私が先でした。昔は同じ埼玉県にいたので定期的会って飲んでいたのですが、今は離れているのでメール交換が中心です。
そのTさんに月刊誌の連載原稿をいつも見てもらっています。最近の原稿に対する返事はとてもうれしいものでした。それは理論的な思索の過程で自分の大きな勘違いに気が付いたと書いた部分でした。この部分に彼は以下のようなコメントを寄せてくれました。
「この「振り返り」はお見事」
「自慢話をてんこ盛りされるよりも、こういう話の方が、
読者は引き寄せられます」
「その意味で他の箇所の失敗談も良い」
「読者を引きつける連載とするならば、こういう話も
随所にいれたほうが面白い」
「上記の意味で今回の原稿は非常に興味深いものでした」
これはとてもうれしいコメントでした。時には厳しい批判もする彼がこんな風に褒めてくれるとにんまりしてしまいます。更に、読者サービスをほとんど気にしないで書いている私には、この視点も取り入れなくてはと強く印象に残りました。もっと皆さんに楽しみながら読んでもらえて、役に立つ文章を心がけたいものです。
うれしいことです。ありがたいことです。
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