うれしいメールで気づいたこと

【授業研究】ある方からのメールに以下のように書いてありました。
「最近の活動・アクションはすごいですね。
 今年の初めとはステージが変わりましたね」

 確かに‥。実はこの4月からどんな仕事をするかは1年くらい前から色々なことを考えていました。楽しそうなお誘いもいただいていました。でも、結局のところ「フリーの授業改善アドバイザー」で行くことに決めました。

 そして、思いがけないコロナ禍で大混乱になりました。これに対しても私はさほど積極的な対応をしていたわけではありませんでした。「キャンセルです」と言われれば受け入れ、何の対応もしませんでした。そのうち「オンラインでやって欲しい」と言われたから、それに対応しました。

 別の方から最近「小林さんはオンラインに対応したの早かったですよね~」と言われましたが、数か所からの依頼があったので動いただけです。偶々、Zoomなどを使ったオンライン研修会には数年前からの体験がありました。2つ3つとオンイランに対応すると、次々にオンラインの依頼が続きました。雑誌にも書きました。

 秋からは複数の「オンラインの連続講座」が始まります。これを外から眺めていたら「あっという間に、違うことをやっている」と見えるのでしょう。しかし、「ステージを変えよう」などという意識はなく、依頼に応えているだけです。

 高校物理授業改善も同様でした。「成績をあげろ」「選択者数を増やせ」と言われたから、「どうしたものか」と考え始めました。講義を「聴いているだけでは眠い」と生徒が言うから「説明をやめよう」としました。すると生徒は「説明ゼロは無理」「パワポの説明は好き」というので短時間のパワポ説明は残しました。

 ある意味では私はいつも「受動的」なのだという気もします。よく言えば「客観的な状況を受容しながら、変化していくことを嫌がらない」ことが私の強みなのかもしれません。グラットンの言う「変身資産」とはこういうことなのかもしれません。

※秋から始まるオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

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◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。