大学オンライン授業の問題点(1)

【授業研究】某大学のオンライン授業をこっそり手伝っています。
私が手伝った方法はいわば「オンデマンド授業」です。
つまりパワポを使って説明した内容を動画にして配信します。
学生には好きな時間にそれを見てもらい、
一定の期間内に課題提出を義務付ける方法です。
これはなかなか好評でした。

「自分の都合の良い時間に視聴できるからいい」
「早き送りしたり止めてみたり、繰り返し見たりができるからいい」
「音声の説明がついているので理解しやすい」
等々の学生の感想がたくさん届きました。
そのせいか、後期は受講者が増加したようです。
担当の先生は受講者が増加して提出物のチェックは増えたものの、
配信データはほとんど前期と同じなので「楽です」とおっしやいます。   
 更に「対面型になってもこの動画を使った方が
個別最適化の授業になりそうです」と意欲満々です。

 その大学の先生と話していて驚いたことがあります。
その内容です。
1 Zoomを使ったオンライン授業が増えたけど学生には不評。
2 配信型の授業も他の授業は不評。
 最近の私はZoomを使った研修会を盛んにやっています。おおむね好評です。
お手伝いした授業は配信型なのに「配信型は不評なのはなぜ?」と疑問が湧きます。
その内容は明日にします。[この項続く]  

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