珍しい依頼

 【授業研究】「迷惑メールフォルダー」に入っていた見知らぬアドレスからのメールを削除しようとしました。何となく気になったので読んでみると原稿の依頼でした。危ない危ない。削除しなくて良かったとひと安心。

 よく読むと「LISN(リスン)」という図書館情報誌(B5判,28ページ,季刊)からの原稿依頼でした。テーマは「コロナ禍の中での教育」ということです。オンライン授業について書いてほしいという依頼です。

 こういう依頼は時々来るのですが、いつもは私の著書=単行本を読んでからの依頼が大半です。今回は「月刊高校教育(学事出版)」に私が「授業改善のリーダーシップ」と題して連載している記事を読んでくれたことがきっかけだったようです。よく探してくれたものだと感心します。

 この連載は私が同誌に4年間監修連載してきた「管理職のためのAL入門」シリーズの後を受けて、2020年度4月号から「執筆」している連載です。テーマ名は「授業改善のリーダーシップ」、内容は「授業改善」について理論的・実践的に色々なことを書き続けています。つまり「オンライン授業」を主なテーマにしているわけではないのです。

 それでもコロナ禍の中でオンライン授業がクローズアップされ、現場の先生たちが振り回されていることは理解していました。「対面型授業」と「オンライン授業」を別物と捉えて、過剰な時間をかけたり、疲弊したりしている現状に対して「考え方のヒント」を2回だけ書きました。この依頼はこれを見つけてくれたようなのです。誌名の通りにこの雑誌は主に高校の管理職向けの雑誌です。その意味でもよくぞ見つけてくれたものだと驚きました。

 メールによると雑誌の記事をきっかけに私のブログも読んでいただいてからの依頼のようです。これもうれしいことです。ブログを書き続けていてよかったとも思いました。うれしいことです。もちろん、すぐに「執筆します」とお返事差し上げました。 

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