【授業研究】来週は4泊5日で鹿児島の鹿児島修学館中学高校に伺う予定でしたが中止になりました。最近の新規感染者数トップの東京から2位の鹿児島への往復は、さすがに難しいです。
今回は先生たちと授業改善研究をすることと合わせて、苫野一徳先生を中心として生徒・保護者を巻き込んだ哲学イベントと「かごしま学びの会」の2つにも参加する予定でした。イベントはオンラインの可能性もにらみながら準備してきましたし、後者は元々オンラインで行うことになっていましたから、それほど大きな変動ではありません。
とはいえ、苫野先生と久しぶりにお会いできる機会がなくなったのは残念です。また、授業見学については現場に行かなくても動画撮影なとで指導する方法にチャレンジすることになります。必要は発明の母です。
それにしてもコロナ禍は落ち着く間もなく、続きます。いずれ学校の再休校も断続的に始まるのだろうと思います。すでに大学の中には後期もオンラインを決めているところもあります。検討中も多いようです。
知人から得た情報では、ある大学の教授はオンライン授業への対応を嫌がって退職したとのことです。他の事情もあったのかもしれませんが、オンライン授業が長期化することで、オンラインへの転換ができないか負担が大きい先生たちには、辛い状況になりそうです。
私のような研修会講師の方もオンラインに乗り換えることに大きな壁があるようです。「講義中心」の方はオンラインでは「話が長くなってしまう」「相手の反応がわからないのでストレスが溜まる」ようです。特に年配の方が困っているようです。
コロナ禍は当分は「終わらない」と覚悟しなくてはならないようです。まさに「withコロナ時代」ということのようです。4か月かかって抗体率0.1%では、集団免疫ができるまでには(ワクチンがないなら)200年かかるという説もあります。恐ろしいことです。しかし、受け入れなくてはならないことなのかもしれません。
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