某県教育委員会からの講師依頼

【授業研究】

某県から7月の中堅教員向けの研修会講師の依頼が来ました。最初からオンライン研修会の依頼です。最近はオンライン研修会に決めた上での依頼が増えてきました。

 この依頼は長年お世話になっている大学の先生からの紹介が契機でした。定年退職されたその先生が継続担当されていた講座でした。退職に伴ってこの講座の講師もお辞めになったために担当の方は後任探しに困ったとのこと。それに対して「小林さんならおもしろい話をしてくれると思うわよ」と推薦していただいたとのことです。ありがたくて、うれしいことです。

 その依頼は日程的には問題がないのでお引き受けることにして、オンラインでどれだけのことができるのか、機材や環境についていくつのも質問のメールを出しました。

・受講する先生方のPCにwebカメラはついていますか?
・学校内の通信環境は充分ですか?
・TouTubeにアクセスできますか?
スプレッドシート等のオンラインサービスは使えますか?
・Zoomを使用できますか?
などです。これまでに実施した教育委員会関連のオンライン研修会で感じた気がかりを基に作成した質問リストです。かなり多くの細々とした質問ですから「お返事はごゆっくり」と書き添えましたが、わずか3時間後に詳細な返信がありました。

 内容はほとんど問題なし、です。文面からはコロナ禍に対応して急速に整備されてきたことがうかがえます。一部まだ整っていないところも今年度中に整備できるとのことです。先生方のリテラシーに関することは「できるように依頼します」「そのトレーニング自体もよい研修になります」と前向きな回答です。

 これらはとてもうれしい返事でした。県教育委員会がどんどん動いていることを実感しました。昨年5月以降、教育委員会や教育センターの環境の脆弱さにあきれて諦めることが続きました。その状況は着々と改善されつつあるようです。こちらも、その環境整備を無駄にしないよう、質の高いオンライン講座をつくらなくてはならないという気持ちになります。この研修会の準備が楽しみになってきました。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

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