オンライン講座の準備は説明力強化になる!(2)

【授業研究】オンライン授業用に色々な形で教材作成にチャレンジしています。そこで面白いことに気が付きました。2つあります。1つは「話し方の早さ」について、2つ目は「コンパクトな説明」についてです。ここでは2つ目について述べます。

 斉藤孝氏は「書くように話す」と強調していますが、文章のようにコンパクトで論理的に話すべきだという主張にも大賛成です。この練習のためにもオンライン授業用の教材作成は役に立ちます。説明を録音・録画してすぐに確認できるからです。しかも、1スライドごとにやり直しもできます。

 今まで、授業中にコンパクトな説明をするべきだという現場で繰り返してきましたが、実際にどうするかについてはあまり強いことを言えませんでした。授業を録画することが大変な作業になると、それを見るのも面倒だからです。この点、パワポに録音する方法は簡単です。「聞き直す」作業は自分の話し方を客観的に見つめ直すのに役立ちます。

 オンライン講座で使うかどうかは別にしてこのトレーニングは役に立ちます。また、リアルの授業の時に10~15分間パワポ等を視聴させる方法もあります。

 せっかく、オンライン授業をやらなくてはならなくなりましたから、これを「嫌々やるだけ」ではなく、自分の授業力向上のために使いたいものです。

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