高知の子どもたちの未来を拓く教育セミナー 2020/01/05(日)in高知

【授業研究】久しぶりに高知に伺います。もう申込締切があと1週間しかありませんが、お近くの方は申し込んでください。私の担当はあさイチからの2時間半!

 次の2つのことを主張するつもりです。

1 「学校改革」や「働き方改革」,「大学入試改革」‥あれこれ言われていますが、

  教師=授業者にとって大切なのは「毎日の教科授業」です。

  ここを丁寧に改善し続けることが全ての始まりです。

2 「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業者スキルは、従来の担任指導や

  生徒指導スキル、部活動指導スキルとの矛盾をつくりだしています。

  これを包括的に乗り越えることが教師自身の社会人としての成長につながります。

  ということは、仕事をしながら「100年人生」の基盤づくりができるのです。

 最近強く感じているのは、「学校は子どもたちを育てる場」が強調され過ぎて、先生たちは自己犠牲を強いられている気がすることです。まあ、私も一時期そんな気分のこともありました。

 しかし、高校物理の授業改善に本気で取り組み始めてからは実に楽しい毎日になりました。自分自身が授業者として毎日成長している実感がありましたし、仕事時間は減少するし、成績向上などの成果は上がるし、ストレスも少なくなり充実した日々でした。

 だから、学校を「先生たちにとって、楽しくて、やりがたいがあって、人間として成長できる場にすること」を第一義に考えたいと思っています。子どもたちにとって最も身近な大人である「先生たち」が成長している姿を見せることが、子どもたちが育つ原動力なのではないかと思うのです。

 そんなことを語ります。最近の私の定番形式になってきた「短い説明→隣近所で質問をつくる→質疑応答」を繰り返すつもりです。そしてもう一つの定番になりつつある clica を使った感想の共有や質問の提出もやるつもりです。新年早々の熱い時間にしたいものです。

 当日(1/5)はあさイチなので前泊します。前夜(1/4)は個人的に高知の先生と新年会の予定です。お近くの方はお知らせください。一緒に語り合いましょう。

 当日(1/5)の夜は登壇者や主催者や参加者の皆さんとの情報交換会があるので、後泊もします。これも楽しみです。

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◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は

◎小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。

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