【授業研究】昨年度からこれまでにない形式での指導をさせていただいています。基本は以下のような形式です。
1時間目 3~4名の授業者の授業を横断的に見学します。
2時間目 その3~4名の授業者に対して簡単にコメント。
その後、質疑応答。
これを3・4時間目、5,6時間目と繰り返す。
放課後は全体研修会を実施。
このやり方はとても効率がよく、多くの授業者に具体的なアドバスをすることができます。先生たちの腕は着実に向上します。カリキュラム・マネジメントの課題が見えてくるという効果もあります。
私はかなりの体力勝負になりますが、やり甲斐があり充実します。この方法は私にとってもとても良いトレーニングになりました。それは以下です。
➀3~4人の授業を50分間で見てアドバイス・ポイントを把握する方法を確立できた。
②上記が可能になったのは「入門3(※)」で示した「授業見学用ワークシート」などの
考え方や観察方法のおかげ。その成果を最も実感しているのは私。
③1人の授業者の「良い点」「改善した方が良い点」は
断続的に数回見学すれば充分に把握できる。
これは授業者として、クラス全体・各チーム・気になる個人を
把握するスキルと同じ。
④直後に授業者にアドバイスするのは、
「文章にしてアウトプットを意識して観察すること」。
このトレーニングは現場のリーダーや管理職に役立つ。
これらの成果はとても大きいものがあります。
昨日は津田学園の小学校の授業を見学・指導しました。
第2日の今日は中学・高校の授業を見学指導します。
楽しみです。
(※以下で示す書籍のことです)
◎新刊「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は
小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。