サンギコウ?

【授業研究】「サンギコウ」と聞いてお分かりになる方は少ないと思います。「都立産技高」=「東京都立産業技術高等専門学校」という都立の高専です。品川と荒川の2つのキャンパスがあります。荒川キャンパスには何回か研修会で伺ったのですが、昨日は初めて品川キャンパスに伺いました。

 大井町から、りんかい線で2分の「品川シーサイド駅」が最寄。駅から徒歩3分程度のところにきれいな校舎があります。北海道帯広市の中学校を卒業した私は、その当時、国立釧路高等専門学校に進学するか普通科高校かで迷っていました。そんな経過があるので、今でも高専には憧れがあります。

 いただいた時間は1時間。職員会議の後です。いつもなら15時過ぎまでかかるという会議が14時半には終わっていました。「研修会があるから早く終わろう」と司会が頑張ったんですよ、とのこと。うれしいことです。

 とはいえ1時間は短いのですが、先日つくって好評だったプログラムを少し改良して使いました。以下のテーマです。

 「主体的・対話的で深い学び」をどう実現するか
    ~授業改善に対する6つの疑問・反論・不満に答える~ 

 1~2のテーマについて「10分程度の説明→グループで質問を考える2分→質疑応答10分程度」を繰り返します。質問は続々と出ます。最後の「歴史的・社会学的意義題」は次回に回すことにしましたが、とても好評でした。

 終了後は研修会担当の先生と色々と話し込みました。高専の問題は中学・高校の問題とよく似ています。理数系が好きでコミュニケーションが苦手な生徒・学生も多いようです。そんな生徒・学生に対しての授業改善が進むことを期待します。

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