【授業研究】昨日今日と続けて同じようなことを考えています。それはPDCAの奇妙さです。私は何かを始める時に「P:プランを立てる」から始めることができません。まずは、「少しやってみないとわからない」と考えているからです。
昨日書いた学校改善のプランも「チマチマ始める」というプランとは言いにくいところから始めました。でも、一緒に始めて、色々な状況や意見を聞きながら約1年間やってきて、ようやく「プランを立てる」ことができそうだと感じています。それは「具体的な体験」がようやくできたからです。それを「振り返る:省察的観察」をすることによって、次の計画を立てることができそうな段階にいるということです。この説明は「コルブの経験学習モデル」に基づいています。
しばしば、「PDCAサイクルとコルブの経験学習モデルは同じ」と聞きます。私はその説明になんとなく違和感を持ち続けていたのですが、ようやく少しわかってきた気がします。以下の本は、このことを強烈なタッチで述べています。ご参考に。
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