【授業研究】某社が来年度から始める新しい企画を持ちかけられています。それによって、全国の先生たち=授業者のみなさんに支援できることになりそうです。今、私が考えているのは、トップ層の先生たちではなく、中間層の先生たちへの支援です。
イベントで登壇したり参加したりする先生や、書籍・新聞雑誌・オンラインで登場する先生たちは「トップ層」の先生たちだと感じています。実力がトップかどうかではなく、「現場を離れて動き回る力のある先生たち」や、偶々雑誌・新聞記者などに「取り上げてもらえた先生たち」、更にSNSなどに強くて「頻繁に書込みをする先生たち」を、ここでは「トップ層」と呼んでいます。
この人たちが授業改善に大きな刺激を与えているのは確かです。でも、少数派だと思っています。意欲も実力もあっても「外に出られない先生たち」や「取り上げてもらえない先生たち」、「SNSなどに書き込めない先生たち」もたくさんいます。私も定年退職まで、そういう教員生活をしていました。
私はこの中間層の先生たちを支援する活動に力を注ぎたいと思っています。そして、おそらく50%〜80%を占める中間層の先生たちこそ、授業改善運動を前進・継続できる人たちです。この先生たちが、「主体的・対話的に(協働的に)」動き出せば、大きな力になります。そうでなければ、授業改善は実現できません。
この半年〜1年、モヤモヤし続けてきたことの1つは、具体的な行動計画につながることでスッキリした気持ちになりそうです。いずれ、具体的なことをお知らせできると思います。