ずーっと不思議なこと

【授業研究】色々なところで授業を見せてもらうことが増えました。ペアワークやグループワークを取り入れた授業が多くなりました。不思議なのは、それらのワークが増えているのに、初めと終わりは「必ず教室型(縦横きちんと並んで前を向いている)」が多いのです。
 15分くらい説明して、あとはグループワークにするときに机を大移動する授業もあります。それなら、最初からグループ席にしておけばよいのに‥と私は思うのですが、最初と最後は「教室型」でないと「落ち着かない」のだそうです。「誰が落ち着かないの?」と茶々を入れたくなります。
 選択科目や定時制などの場合は、生徒が1〜10人の授業もあります。その時でも「教室型」です。当然、席はバラバラです。40人の教室の中の色々なところに生徒は着席しています。そして、先生は40人いるときと同じように大きな声で説明します。これも私には不思議です。私なら、いくつか机をまとめて1つのテーブル席にして、私もそこを一緒に囲んで説明したり、質問を受けたりするんだけどなあ‥と思ってしまいます。実際、ある学校で10人程度の生徒しかいない授業では私はそうしていました。
 「私の七不思議」のひとつです。