【授業研究】大学1年生向けの「基礎ゼミ」という授業を担当しています。まあ、高校教諭の時の担任のようなものです。先日の授業の後で、Ｂさんが「先生、夕方、研究室にいる時間はありますか？」と声かけてきました。「15:30以降は研究室にいますよ」「じゃ、私の授業が終わったころに伺います」「どうぞ」、とやりとり。
時間になって来たＢさんは「大したことじゃないけど、あれこれモヤモヤしているんです」と切り出しました。「基礎ゼミ」の中で起きていたことに対しての不満を少し話し、他の授業で出されている課題にどう対応していいのかわからないことなどを話してくれました。
高校教諭時代に相談室を長年担当していたので、こういう時はまずは見立てを重視します。精神疾患や本格的なカウンセリングが必要とするケースかどうかを分析していきます。幸い、どれでもなさそうなので軽めの対応をします。
30〜40分ほど話してＢさんは「先生、ありがとうございました。すっきりしました。課題に取り組めそうです」と帰っていきました。カウンセリングは私の特技の１つです。大学に仕事上は、それを直接に生かすチャンスはあまりありません。久々に相談係のような仕事ができてうれしくなってしまいました。Ｂさんに感謝です。
