【授業研究】昨日(4/24)の続きです。
「各メンバーと各メンバーの現場との関係」と
「ゼミとゼミを支援する私の関係」について、
新しいイメージができてきました。
まず、「メンバー」と「メンバーの現場」と関係は、
上手の中央と周囲に配置しました。
つまり、メンバーは現場とゼミを行き来します。
現場では児童・生徒に対して授業・指導をします。
そこで気が付いたことを基に、学習し、次の方向性を打ち出します。
この時に「1人で考えるのではなく、ゼミの仲間と共に考える」
ということです。
ゼミに集まるメンバー同士は
「異なる現場」で「異なる研究」をしています。
しかし、クリティカル・フレンドのような
「質問中心の対話」を繰り返すことで、
「自分の現場の問題」に気づき、解決策を見出すことができます。
同時に、「他のメンバーの現場の問題」を理解することもできます。
このことは、このゼミで学ぶメンバーは、
「自分の現場を深く掘り下げる」と同時に、
「他者の現場の問題を深く理解する」ことを実現します。
これは「専門バカ」になることなく、
スペシャリストとして成長しつつ、
ジェネラリストとしての力も身に付けることになります。
実践者としての力と同時に、ファシリテーターとしての力を
身に付けることにもなります。
これは以下のことを意味します。
・特定教科の授業者としての力を高めつつ、
他教科の授業者を支援、育成する力をつける。
・特定校種の教師としての力を高めつつ、
校種を超えて授業者全体への支援、指導する力をつける。
・授業者と下の力を高めつつ、担任・生徒指導等の力を高める。
・教諭としての力を高めつつ、教頭・校長としての力を高める。
・学校支援者としての力を高めつつ、
一般組織のリーダーとしての力を高める。
「教師の学びと子どもの学びは相似形」の視点に立つと、
以下のように「下向き」の成長も期待できます。
・「自分の課題解決のヒント」を「ゼミで得る」のは
探究学習で生徒が「詩文の課題解決のヒント」を
「仲間との対話(=クリティカル・フレンド)」で得るのと同じ。
・つまりゼミ生は自分が担当する「子どもたちの学び」の
モデルとなり、探究学習の質的向上を実現できる。
では、このゼミにおける「私=小林」の役割は何か?
上図中央右に示したのがその図解です。
詳細については、明日(4/26)に記事で論じます。
★小林昭文(無料)メルマガ登録はこちら。
https://tinyurl.com/2bsadrm3
★HPはこちら
https://tinyurl.com/25n52b9r
★新しいゼミのご案内はこちら。
小林昭文 教師スキル研究所 | みんなのオンライン職員室
※このゼミ、少々会費が高いですよね。
現在、体験参加なども検討中です。小林にメールでお問い合わせください。
akikb2★hotmail.com (★を@に替えてください)