高校教員から大学教員へ

【授業研究】昨日の私の大学での授業を某大学の先生が見学にいらっしやいました。この方は、3月まで関東地方の某県立高校長だった方です。その時に研修会講師で招いていただいた以来のお付き合いなのですが、ご退職後、4月から大学の教員として教職を目指す学生を育てるお仕事に就かれました。
 直前に「初めての大学での授業をやった。大変だった」とおっしゃるのですが、生き生きとして楽しそうでした。その大学教育学部では現場での教職経験の長い人を複数名採用して、指導に充てているとのこと。これは素晴らしいことです。
 現場でAL型授業を実践したり、組織的開発をリードしてきたりしてきた人たちが、再任用ではなく、指導的立場で仕事ができたらとてもよい仕組みになっていくと思っています。その未来の現実をみた気がしました。こういう構造を作り出す仕事もしてみたいと最近、強く考えています。