はっとした瞬間‥

【授業研究】研修会講師の途中で、はっとしたことがあります。ワンウェイの授業の効果でもあり、人に自分の意見を押し付けるプロセスに対して私が感じた違和感です。
 通常、私は研修会全体の目的は「参加者に気づきとを得てもらうことであり、授業改善のヒントを得て帰ってもらうこと」においています。従って、私が自分の実践を解説するのは、私の授業と同じことをやるべきだと主張することでもなく、私の方法を参加者に押し付けるためでもありません。 私の話は参加者が話し合うための「材料」のつもりで話しているのです。
 ところがあるとき、質問に答えているうちに、珍しく私の意見を熱く語っていました。偶々、その話と参加者が求めているものが一致したのでしょうか、みなさんが食い入るように私の話を聞いていました。私はその瞬間、強烈な違和感を味わっていました。あわてて、私は話を終わらせて休憩にしました。何が起きたのか、私が何を感じたのか、まだ不明です。このモヤモヤは大事なことのような気がしています。ゆっくり考えることにします。