【授業研究】教員免許更新講習で私は生徒指導を担当しました。生徒指導の中心は教科科目の授業であるという視点に立って、AL型授業をテーマにしました。その部分についての感想です。書いてくれたのは中学校の先生です。
「今日の講義で私はとても驚きました。それは、数年前の私の教え子が、『入学した高校の授業がとても面白いんだ!』と中学校に来て報告してくれたことがありました。その内容と、今日、小林先生が説明してくれたAL型物理授業は全く同じだったのです。きっと小林先生から学び、実践されている先生の授業だったのでしょう。その教え子からの話では理解できなかったことが、今日の授業でよく理解できました!」
私の授業を見たか、読んだか、何らかの形で影響を受けた先生が、似たような授業を実践しているということのようです。全く無関係に、似たような授業を開発しているのかもしれません。うれしいことです。AL型授業の輪が広がっていることを実感しました。
でも欲を言えば、「その授業の話は聞いたことがあります」ということが珍しい話ではなく、あちこちで聞かれるようになったらいいなあと思いました。私が今あちこちで実施している入門講座が、「そんな授業は当たり前のことです」と言われる時代が来ることを夢見ています。