昔の仲間と改めて共同研究?

【授業研究】普通の言い方をすれば「教え子」となるのでしょうが‥私が2007年度に新しい授業を始めた時の高校3年生だったAさんと久々に会い、大学を案内し、飲んで語り合いました。その時の生徒は私にとっては「教え子」というよりも、「授業改善の協力者」であり「より良い授業をつくるための仲間」でした。「教え子」に代わるもっと良い言い方はないものでしょうか?

 そのAさんは一般企業を経て高校教員になり、現在は大学院(修士)に通う傍ら高校でも教えています。現在の研究をさらに博士課程でも続けたいと志しています。その研究の一部を聞き、私のアイデアを話すと「小林さんの言語化能力はすごいですよね~。そんな手があったとは‥思いつきませんでした!使えそうです!!」と喜んでくれます。私の強みを良く理解してくれています。

 更に、今私が本格的に始めようとしている研究についても協力してくれるとのこと。つい最近まで分析してくれる人がいなくて困っていたのですが、この1か月くらいのうちにパタパタと見つかってきました。特に一昨日と昨日は連続して協力者が見つかったことになります。これで来年度の方向性がはっきりしてきました。

 それにしても12年前に生徒の立場で新しい授業開発に協力してくれていたAさんが、今度は共同研究者として現れてきたということは本当にうれしいことです。来年度からの新しい動きに弾みがつきました。

◎新刊「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は

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