新しい目標に向けて自分を鍛える。

【授業研究】最近、私の名前が色々なところに出るようになりました。新聞の記事に出たり、雑誌の記事の中に登場したりしています。この1週間の間にも新たなインタビューを受けたり、雑誌などの原稿依頼を受けたりしています。
 個人的には私個人の名前が広がることにあまり興味はないのですが、それが「AL型授業」に興味を持つ先生が増えたり、実践に躊躇している人や行き詰っている人たちに勇気づけたりできるのなら、うれしいことです。
 公立高校を定年退職するまでは、「実践者」としての誇りを持っていました。ナマの授業を見てもらい、物理室で質問に答えることでしか、なかなかに伝えることができないと感じていました。今年度は、退職して多くの学校等でワークショップ型の研修会講師を務めさせていただきました。それで伝わることは多くあります。それが契機となって新しい授業に挑戦する方もいます。しかし、「もっと詳しく知りたい」「復習できる読み物が欲しい」という声も増加しています。
 それらの「新しいニーズ」に応えるためにも、少し自分の実践の伝え方の幅を広げる必要がありそうです。文章力を鍛える必要もあります。退職してそろそろ1年がたちます。また、新しい目標ができてきました。ありがたいことです。