「時計を見なくなった」「教えることでよくわかった」はAL型授業成功の指標?

【授業研究】AL型授業を実践している先生たちと雑談していると興味深い事実がでてきました。それは、AL型授業を始めると現れる現象です。
 まず、授業が終わるときに生徒たちが「えっ、もう終わり?」とびっくりします。そしてリフレクションカードなどに「時計を見なくなった」「(あと何分かな?と)時間を気にすることがなくなった」などと書いてきます。
 また、話し合いが活性化し、質問したり教えたりの回数が増えてくると、「友達に気がる質問できた」という感想が増え、「教えることでもっとよくわかった」という感想が出てきます。この「教えることでもっとよくわかった」が出てくると、生徒の質問と教えあいがさらに活発になってきます。
 成績面では「下位層が消滅する」のも多くの実践者の間で語られる共通現象です。私はこれは「寝ていた生徒が寝なくなるから当たり前のこと」と解釈しています。
 すでに実践している方に質問です。このような現象が現れていますか?関連する出来事も含めて、どんなことが起きたかお知らせください。これから実践しようとしている方は、こんな現象が起きることを期待してください。そして、これらの現状が現れたら、「うまくいっている」と自信を持って良いと思います。お試しください。