ひっかかり

【授業研究】大学授業の「リーダーシップ・アドバンスト」はアクションラーニング・セッションを多用して、ALコーチができるところまで鍛えようとしています。いつも最後は学生がリフレクションカードを書き終えた順に所定の場所に提出して退室します。その間、私はPC等の片づけをしています。昨日は、偶々片づけが早く終わったので、そのテーブルの前に腰かけていました。
 すると、学生がリフレクションカードを提出してから、質問をしていきます。2人、3人と続きました。更には、教室を出たところでも。授業後の質問としてはいつになく多いものになりました。で、はたと気づきました。
 高校の物理授業の時は、生徒が確認テストとリフレクションカードを提出して帰るときは、提出ボックスの前にいることにしていました。そこで「どうでしたか?」「満点取れた?」などと声をかけていました。生徒も「満点!」「満点です。1個間違えたけど(笑)」などと答えていました。そこで質問もしばしばでした。
 その形式を大学では取っていませんでした。不覚。今日から変えなくては。更に、昨日、最後に教室を出て、建物を出ようとしたところで学生にもらった質問には、すんなりと答えたのですが、私にひっかかりが起きました。何か重要なことにつながるような気がします。
 夜、その学生にラインで連絡。翌日、研究室に来てもらうことにしました。このひっかかりは大事なことのような気がします。学生との話が楽しみです。