産業能率大学主催「授業力向上フォーラム(名古屋)」終了!

【雑感】標記の大会が終了しました。出席者123名(昨年56名)、懇親会参加者70名、2次会参加者29名…遅い時間まで飲み続けました。自由が丘で開催したフォーラムは180名の参加でしたから、2回のイベントで300名が集まったことになります。「授業改善」の波は広がり始めたことを実感させられます。
  たくさんの人と話していて印象的だったのが、ファシリテーションがしばしば話題になったことです。「しくみstructure」「しかけdevice」「教え方 how to teach」だけでは「AL型授業」はうまくいかない、と感じている人たちがたくさんいました。私流にいえば、「支え方 how to teach」が大事ということです。「生徒たちにどう介入するるの?」「どんな風に関わればいいの?」「見守っているだけではめちゃくちゃになるし…」「どう、質問すればいいの?」等々です。実践している人たちが増えたから見えてきたこと、でもあるのでしょう。私にとっては、これは予想していたことです。つまり「まずは形を変える運動が広がる」→「次に質的維持を図る方法が求められる」ということです。ただ、予想していたより早くそういうことを話題にする人が増えた気がします。
  それなら、このあたりの研究や研修会プログラム開発も早く進めなくては…と感じました。このフォーラムでは毎回、本当に大きな勇気と力をもらいます。産能大入試センターの皆さん、学生の皆さん、ありがとうございました。参加された、みなさん、ありがとうございました。来年また、お会いしましょう!