産業能率大学アクティブフォーラムin名古屋

【授業研究】標記のイベントが終了しました。初めて開催した一昨年は70名程度の参加者でしたが、昨日は約150名! 東海地区でも授業改善の動きが広がっていることを感じます。昨日の私のチャレンジは「15分間の授業体験」でした。その短時間でイメージを持っていただいて、残り45分間は質疑応答だけにするというプレゼンでした。
 天才プロデューサーHさんから、フォーラムの度にだされる課題(無理難題とも言えますが…笑)はとても楽しくて、どうやって課題解決をしていくかにワクワクしています。今回は、ワクワクだけではなく、かなり緊張していました。珍しく、会場設営の合間にストップウォッチを持ってリハーサルをやったほどでした。結果は大成功! 
懇親会では「何度、記事や文章を読んでもイメージできなかった小林さんの授業が、『ああ、こういう感じなんだ!』と理解できました」と言われたのが、とても嬉しかったです。 
更にもう一つ工夫をしました。質疑応答用に「質問例」を配布したことです。46個の最近受けた質問リストを配布しました。「質問例(このまま質問してもOK。読んで思いつく質問でもOKです)」と冒頭に示しました。懇親会では「あれは画期的!」「あれをみるといろんな質問があるので、どんな質問でもしていいんだという気になりました」「読んでいると、いろいろ質問してみたいことが思い浮かびました」と大好評でした。
結果は、「あんなに多くの質問が出るのはすごい」「あんなたくさんの人がいる中で途切れることなく質問が続いたのに驚きました」とみなさんが驚く程でした。大学授業のアクティブラーニング化を旗印にし、「アクティブフォーラム」と銘打った本学の想いと願いを具現化できたと自負するところです。
その背景には、フォーラムでは参加者の皆さんにいささか失礼なお願いをしていることがあります。それは「質問には、自己紹介や前置き・遠慮・言い訳不要」「コンパクトな質問とコンパクトな回答を」「回答は質問されたことだけにしましょう」などです。そのルールをみなさんか゛気持ちよく受け入れてくれます。そして、確実に守ってくれます。そのおかげでテンポの良い質問が続き、様々な気づきが生まれています。
要するに、フォーラム成功の一番の立役者は参加者のみなさんです。暑い中を、遠方からご参加の皆さんに、御礼申しあげます。進行へのご協力に感謝申し上げます。今日から新学期のみなさんも多いようです。お身体に気をつけてお過ごし下さい。また、来年お会いしましょう!