「話し合い活動」をやらなくてはと固く考えていました…

【雑感】某所で小学校の先生たちの学習会の講師を務めさせてもらいました。私を呼んでくれたYさんは「小学校の先生は物理苦手な人が多いから心配」と繰り返しながら、「でも、先生たちにファシリテーションが大事と知ってほしい」とこの研修会を企画してくれました。案の定、集まってみると、口々に「物理やるの?むりだぁ〜」の悲鳴が聞こえてきます。それでも、終わってみると、みんな満点。花丸続出。小学校の先生たちは花丸がうまいと、感心してしまいました。
  感想の一部です。「話し合うことで本当によくわかるようになったので、びっくりでした」「初めはつらい物理の授業と思っていたのですが、こんなに楽しく感じられてうれしかたです」「物理の授業は初めてで不安でしたが、練習問題が解けた時には『もっとやりたい』という気持ちになりました」…そして、重要なのは冒頭の感想です。
  「『話し合い活動』をやらなくてはと固く考えていましたが、これからはより意図的に授業の中に取り入れたいと思います」…これは新学習指導要領の「言語活動の重視」等を「話し合い活動」として取り上げようとしていたということのようです。それを、教科科目の授業の中に「埋め込もう」ととらえてくれたようです。わが意を得たと感じました。小学校の先生たちにも「AL型授業入門講座」はお役にたてたようでした。ほっとしています。