「小林先生の物理の授業は受け易い授業でした」

【雑感】突然の、うれしいメールをもらいました。10年ほど前の高校で私の物理の授業を受けていたSさんからのメールです。中部地方の大学院で語学の研究をしている彼は、4月から某大学で授業を持ち、教え始めたとのこと。
 しかし、「…3 ヵ月間教壇に立ってみて気付いたことは,自分は学生に対して知識を押し付けるような一方通行の授業をしていおり学生は退屈そうにしている」と感じたというのです。原因と解決策を得るために彼は「…そこで自分がこれまで受けてきた授業で受け易かった授業を参考にしようと思い,過去を思い返していたところ漠然と先生の授業が浮かんできました」というのです。
   そして、「先生の名前を Google で検索してみたところ,先生のブログを見つけ,懐かしく思い連絡させて頂きました」というわけです。
    私が退職前に「アクティブラーニング型高校物理授業」を開発・実践する時期より、数年前の話です。そのころの自分の授業にあまり自信はないのですが、これはうれしいことです。早速返事をして、8/25(日)に名古屋で開催される産業能率大学主催「キャリア教育推進フォーラム」にSさんが参加するということになりました。10年前の高校生がどんなに成長しているのか、彼が私の授業をどう感じていたのか…興味津々です。