「先生に教えてもらうよりも、友達同士で教えあった方が自分の身についた」

【授業研究】飛び入り授業のリフレクションカードにあったコメントです。このコメントを私は何度も見てきました。越ヶ谷高校時代には毎年、何人もの生徒がこのことを書いてきました。それもほとんど同じ文章で書くのが面白いところです。
 グループで話し合い、考えることの重要性や効果に気づいた、他の生徒たちのコメントも少し上げておきます。
「グループで話し合うことで内容を互いに理解し合うのはとても重要だと思った」
「教えあうことの楽しさや理解することの楽しさがわかった」
「一人で理解できないことも、みんなで考えればよく解る」
「上手に説明ができなくても、も下手なりに教えようとすることで自分の理解を深めることもできてよいとわかりました」
「友達に質問をして教えてもらうことが大切だと思いました」
「しゃべりながら協力してやると、楽しく、理解が深まることがわかった」
 もう1つ強調しておきたいことがあります。これらの感想は私の授業を初めて受けた生徒たちの感想です。1時間だけでも、このようなことを多くの生徒たちが感じるということです。多くの先生たちに挑戦してもらいたいものです。