Global,Local.Classroom (グローバル、ローカル、クラスルーム)

【授業研究】C先生の講演を聞きに行きました。何というか、すごい才能だなあ‥と感心するばかりでした。その中で、彼が話していたことの1つに「なるほど!」と閃きました。
 彼は「アクティブラーニング」が3つ場面で有機的につながるべきだと主張していました。その3つとは「国際的な他文化集団」「地域の異質集団」「教科科目の授業における集団」です。これを聞きながら、冒頭の、「グローバル、ローカル、クラスルーム」が「たて糸」でつながるんだなあ、と感じていました。
 そのつながりには2つの側面があると感じています。1つは3つの全く規模の違う異質集団ですが、そこで起きることは同じことです。議論→対話→相互理解のようによい方向に進む場合もあれば、対立→闘争→分裂と悲惨な方向へ進む場合もあるようにです。
 もうひとつは、どの場面でも「同じ個人」は「似たような行動をし、似たような役割を果たしがち」だということです。
 だから、「クラスルーム(授業中)」で経験→振り返り→気づき、のサイクルで学習・成長することは、「ローカル(地域社会、会社等)」で学習・成長することにつながるし、「グローバル(国際的他文化世界)」で学習・成長することにもつながります。
 この視点から、授業で何を起こすか、どう介入するか、何を問いかけるか、を研究することも必要だと感じました。